脊柱管狭窄症の原因と当院での対応について
- 柾行 神田
- 4月8日
- 読了時間: 4分
脊柱管狭窄症は、加齢や生活習慣の影響で背骨の中にある脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで起こる疾患です。腰痛や下肢の痛み、しびれが特徴で、放置すると日常生活に支障をきたす可能性があります。当院では、患者様の状態に合わせた適切な治療を行い、快適な生活を取り戻すサポートをしています。
脊柱管狭窄症の原因
脊柱管狭窄症は、以下のような原因によって発症します。
加齢による骨や靭帯の変化加齢に伴い、椎間板の変性や骨の肥厚、靭帯の肥大が進行し、脊柱管が狭くなることがあります。
椎間板ヘルニア椎間板が突出して脊柱管を圧迫することで、神経が狭窄される場合があります。
腰椎のすべりや変形腰椎が前後にずれたり、骨が変形することで、神経への圧迫が生じることがあります。背骨に起こる、すべり症や分離症は、運動が盛んな中高生にも起こりやすいです。
外傷や手術後の影響骨折や手術後の瘢痕組織が神経を圧迫する場合があります。
遺伝的要因生まれつき脊柱管が狭い場合、加齢や負荷が加わることで症状が現れることがあります。
これらの要因が重なり、脊柱管内の神経が圧迫されることで、痛みやしびれなどの症状が現れます。
脊柱管狭窄症の症状
脊柱管狭窄症の症状は、神経の圧迫の程度や場所によって異なりますが、主に以下のような特徴があります。
間欠性跛行(かんけつせいはこう)歩行中に足や腰が痛むため、休憩を挟まないと歩き続けられなくなる症状です。腰を丸めた座り姿勢やしゃがみ姿勢で休むと痛みが軽減しますが、再び歩き始めると痛みが再発します。
腰痛腰部に鈍い痛みや違和感を感じることがあります。
下肢の痛みやしびれ太ももやふくらはぎ、足先にかけて痛みやしびれを感じることがあります。
足の筋力低下症状が進行すると、つま先立ちやかかと立ちが難しくなることがあります。
排尿・排便障害(重症の場合)神経の圧迫が進むと、膀胱や直腸の機能に影響を及ぼすことがあります。
当院のアプローチ
根っこの整骨院では、脊柱管狭窄症の症状を改善し、生活の質を向上させるため、以下の治療を行っています。
痛みと炎症の緩和手技療法や物理療法を用いて、痛みの軽減と血流促進を図ります。
骨格と筋肉の調整筋膜リリースや運動指導で骨盤や背骨のバランスを整え、神経への圧迫を軽減します。
ストレッチと筋力強化の指導背骨を支える筋肉を鍛えることで、症状の再発防止を目指します。また、柔軟性を高めるストレッチを指導します。
生活指導日常生活での姿勢改善や負担軽減の方法をアドバイスし、症状の進行を予防します。
個別リハビリプランの提供患者様の症状や生活スタイルに合わせたリハビリ計画を立て、無理のない改善をサポートします。
脊柱管狭窄症の予防法
脊柱管狭窄症を予防するためには、日常生活の中で背骨への負担を減らし、筋力を維持することが重要です。以下のポイントを意識してみましょう。
正しい姿勢の習慣化デスクワークや家事の際に猫背にならないよう、背筋を伸ばして作業を行いましょう。
適度な運動ウォーキングや水泳、背骨周辺の筋肉を鍛える運動を日常に取り入れましょう。
体重管理適切な体重を維持することで、背骨への負担を軽減します。
柔軟性を保つ毎日のストレッチで筋肉の柔軟性を維持し、関節の動きをスムーズに保ちましょう。
重い物の持ち方に注意背骨に負担をかけないよう、重い物を持ち上げるときは膝を曲げて腰を守りましょう。
まとめ
脊柱管狭窄症は放置すると症状が悪化し、日常生活に支障をきたす可能性があります。しかし、適切な治療とケアを行うことで症状の緩和と生活の質の向上が可能です。当院では、患者様一人ひとりの症状や状態に合わせた治療を提供し、健康的な日常生活をサポートしています。
腰や足に痛みやしびれを感じたら、ぜひお気軽にご相談ください。根っこの整骨院が、快適で活動的な生活を全力でサポートいたします。
施術料金
・全身整体 10分 2750円
30分 4950円
60分 9350円
・筋膜リリース 1か所 2200円
時間内かけ放題 3850円
・電気治療 1回 550円
各種治療の組み合わせは自由です。手術の提案を受けているけれど、一歩踏み出せない場合や、まずは様子を見たい場合など、お気軽にご相談ください。